【8.If 文】ざっくりわかる「シェルスクリプト」

if 文

if文を使う
単数、または複数の条件でif条件を使用できます。
このステートメントの開始ブロックと終了ブロックは、「if」と「fi」で定義されます。
「simple_if.sh」という名前のファイルを作成し、bashでのifステートメントの使用を確認します。
ここでは、変数nに10が割り当てられています。
$nの値が10未満の場合、出力は「1桁の数値です」になります。
それ以外の場合、出力は「2桁の数値です」になります。
比較のために、ここでは「-lt」を使用しています。

オプション意味
-eq同 じ(==)
-lt小さい(<)
-gt大きい(>)
#!/bin/bash

n=10;
if [ $n -lt 10 ];then
  echo "1桁の数値です";
else
  echo "2桁の数値です";
fi

bashコマンドでファイルを実行します。

$ bash simple_if.sh
2桁の数値です
$
ヒント
数値を比較する場合は、「<」「>」「=」ではなく、
-eq -lt -gt を使う必要があります。

文字列を比較する場合は 「==」または 「!=」を使います。

書籍の紹介

【7.対話型入力】ざっくりわかる「シェルスクリプト」

【7.対話型入力】ざっくりわかる「シェルスクリプト」

【9.and 条件を if 文で使う】ざっくりわかる「シェルスクリプト」

【9.and 条件を if 文で使う】ざっくりわかる「シェルスクリプト」