or 条件を if文で使う
orロジックでifステートメントを使用する:
‘||‘は、ifステートメントでorロジックを定義するために使用されます。次のコードを使用して「if_with_or.sh」という名前のファイルを作成し、ifステートメントのorロジックの使用を確認します。ここで、nの値はユーザーから取得されます。値が15または45の場合、出力は「ゲームに勝ちました」になります。それ以外の場合、出力は「ゲームに負けました」になります。
#!/bin/bash
echo "数値を入力して下さい。";
read n;
if [[ ("$n" -eq 15 || "$n" -eq 45) ]];then
echo "ゲームに勝ちました";
else
echo "ゲームに負けました";
fi
bashコマンドでファイルを実行します。
$ bash if_with_or.sh
数値を入力して下さい。
5
ゲームに負けました
$ bash if_with_or.sh
数値を入力して下さい。
45
ゲームに勝ちました
bash-5.1$
比較演算子 | 使用例 | 意味 |
-n | -n 文字列 | 文字列の長さが0より大きければ真 |
-z | -z 文字列 | 文字列の長さが0であれば真 |
= | 文字列A = 文字列B | 文字列Aと文字列Bが等しければ真 |
!= | 文字列A != 文字列B | 文字列Aと文字列Bが等しくなければ真 |
- ヒント
- シェルスクリプトの比較式には「比較演算子」の左右に空白(半角スペース)が必要です(代入とは別)。
- また、比較する変数を「ダブルクォーテーション」で囲まないと、変数が空のときに構文エラーとなってしましますので注意してください。