変数に2つの数値を追加します
2つの数字を追加します。
さまざまな方法でbashの算術演算を実行できます。次のスクリプトに、二重角かっこを使用してbashに2つの整数を追加する方法を示します。次のコードを使用して、「add_numbers.sh」という名前のファイルを作成します。2つの整数値がユーザーから取得され、加算の結果が出力されます。
#!/bin/bash
echo "最初の数値を入力";
read x;
echo "2番目の数値を入力";
read y;
((sum=x+y));
echo "加算の結果=$sum";
bashコマンドでファイルを実行します。
$ bash add_numbers.sh
最初の数値を入力
25
2番目の数値を入力
56
加算の結果=81
$
- ヒント
- ((sum=x+y));
- 昔の書籍でシェルスクリプトを勉強している人は、驚くかもしれない。だが、今の時代、Bashでは上記のように書く。昔は
-
$ echo `expr 1 + 1`
-
こんな書き方をした。現在のBashでは算術演算子が使える。
- 以下ににまとめてみた。2重括弧でくくればいい。2重括弧の中に変数を使うことも可能だ。さらに変数は見にくい「$」をつける必要すらない。
$ echo `expr 1+1` # 昔のやり方
$ echo $((5+5)) # 今のやり方
$ echo $((5-5))
$ echo $((5*5))
$ echo $((5/5))
$ echo $((5%5))
# なんと比較演算子もいける!
$ echo $((0==1)) # 等号、結果: 0
$ echo $((0!=1)) # 否定等号、結果: 1
$ echo $((0<1)) # 未満、結果: 1
$ echo $((0<=1)) # 以下、結果: 1
$ echo $((0>1)) # 大なり、結果: 0
$ echo $((0>=1)) # 以上、結果: 0