ファイルを削除する
ファイルを削除します:
‘rm’コマンドは、ファイルまたはディレクトリを削除するためのコマンドです。次のコードを使用して「delete_file.sh」という名前のファイルを作成し、ユーザーからファイル名を取得して削除します。ここで、「-i」オプションは、ファイルを削除する前にユーザーに削除確認をに使用されます。
#!/bin/bash
echo "削除するファイルまたはディレクトリ名を入力して下さい。"
read fn
rm -i $fn
bashコマンドでファイルを実行します。
$ ls
suzuki/ book.txt
bash delete_file.sh
削除するファイルまたはディレクトリ名を入力して下さい。
suzuki
rm: suzuki: is a directory
bash delete_file.sh
削除するファイルまたはディレクトリ名を入力して下さい。
book.txt
$ ls
suzuki/
$
- ヒント
- 基本的に、ファイルもディレクトリも削除するコマンドは同じです。ディレクトリには再帰的に(フォルダの階層も含めて)削除するオプション(-r リカーション)があります。
-
rm
- -f :確認をせずに削除
- -r :再帰的に削除
-
フォルダを削除
- rm -rf
- 高度なヒント
- シェルスクリプトで自動化処理を作成する場合、cp や rm で、確認をせずに実行したいことが多々あります。
- この場合は、
-
/bin/cp
-
または
- /bin/rm
-
を使うと、確認なしで実行することができます。