(14)【df】シェルスクリプトコマンド活用紹介

dfコマンド

  • ディスクの空き容量を調べる

dfコマンド概要

 「df」は、ディスクの空き領域(freeスペース)のサイズを集計して表示するコマンドです。引数でファイルやディレクトリを指定すると、そのファイルが保存されている場所の空き領域が表示されます。指定しなかった場合は、現在マウントされている全ての場所について空き領域を表示します。

ヒント
dfコマンドで最も使われるオプションは -h です。この一つだけを覚えていれば大丈夫です。

dfコマンドの書式

df [オプション] [ファイル]

dfコマンドの主なオプション

オプション 意味
-h サイズに応じて読みやすい単位で表示する

dfコマンド詳細説明

ディスクの空き容量を調べる

簡単です。

$ df -h 
Filesystem      Size   Used  Avail Capacity iused               ifree %iused  Mounted on
/dev/disk1s1   466Gi  398Gi   64Gi    87% 2377176 9223372036852398631    0%   /
devfs          194Ki  194Ki    0Bi   100%     671                   0  100%   /dev
/dev/disk1s4   466Gi  3.0Gi   64Gi     5%       5 9223372036854775802    0%   /private/var/vm
map -hosts       0Bi    0Bi    0Bi   100%       0                   0  100%   /net
map auto_home    0Bi    0Bi    0Bi   100%       0                   0  100%   /home
ヒント
要するに空き容量を確認するためのコマンドがdfで、-hオプションを付けることによって、サイズがわかりやすくなる、という仕組みです。深く考えるのはやめましょう。

書籍の紹介

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